行動計画はどう立てる?看護師の優先順位とは

看護師になって行動計画を立てるのが苦手という人が多いでしょう。行動計画とは、看護師の1日のスケジュール管理の計画表のことです。看護師にとって行動計画をたてるのは、営業マンがTodoリストを作るのと似ています。異なる点は、「どうしてそれをするのか」も書かなくてはいけない、ということでしょう。

看護師は行動計画を毎日作成し、それを朝礼などで発表することが多いです。看護師の苦手な作業の1つにも上げられるほど、行動計画の作成を得意だという人はあまりいません。なぜ行動計画を立てるのかというと、新人看護師はわからないことが多く、個別で仕事をする看護師にとって何時にどこで誰に何をしているのか、どうしてそれをするのか、を「看護師全員」がお互いを把握している必要があるからです。

行動計画を書いているとわかりますが、同じ時間に複数の患者にタスクが発生したりします。その場合、医学的な知識とともに優先順位をつける必要があります。看護師の仕事は同時多発で業務が増える事が多いです。それを的確に判断できるようになるには、こうした行動計画書を上司とシェアしながらどのような優先順位をつけるのか学ばなければなりません。

タスクの優先順位を考えるコツは、リスクヘッジです。優先するのは命に関わることです。その次は少し前後しても調整がきくものです。最後は時間がずれても大丈夫なものです。最初は慣れるまで先輩の行動計画を参考にし、良いところはどんどん真似るのが近道です。